ジェネリック家電を知っていますか

先日ママ友4人組で年末恒例の「女子会+忘年会」を開きました。

場所は徒歩圏内にあるイタリアンレストラン。こじんまりとした隠れ家的雰囲気の漂う小さなお店です。

来年はそれぞれの子供達が高校受験を受ける年。

私たち4人にとっても特別な年末なので、きっといろんな話題が飛び出すだろうと思いながらそのお店へ向かいました。

さて、約束の時間ちょうどぐらいにお店につくと、既に友達2人が先に来ていて、何かの話で盛り上がっていました。

「まだ飲む前からなに?すごく盛り上がってるけど、何の話なの?」と椅子に座りながら聞くと、しっかり者のSさんがこう答えました。

「あのね、ジェネリック家電のことについて話してたの。」

「は?ジェネリック家電って何?ジェネリック薬品はあるけど家電にもジェネリックってあるの?」と私。

全くの初耳でした。少し遅れてもう一人の友達がやってくるまで、私たち3人の間で話題になったこのジェネリック家電とはいったいどういったものなのでしょうか。

ジェネリック薬品はご存知の方も多いと思います。最近CMでも良く流れるようになり、認知度が上がってきたいわゆる「後発医薬品」のことです。

薬には特許があり、その有効期間が切れた後には同様の成分を含有した薬を安く売ってもよいという制度がありますが、それをジェネリックと呼びます。

それと同じようなことが家電にもあるのです。近年PC同様一般家電製品の移り変わりも随分早くなってきました。

それは家電メーカーがより高性能で高品質の製品を作ろうと日夜努力を重ねている証でもあります。

しかしその結果、まだ十分に使える部品や技術の価値が下がってしまうという現象も起きているのです。

そこに目を付けて、ベーシックな機能搭載に的を絞り、価格の安い家電造りを可能にしたのがジェネリック家電でした。

「最近の家電って、いろんな機能がついていて便利は便利だけど、使いこなせてないと思うのよ」と、Sさん。

「うんうん、私もそう思う。それに故障しやすくない?」と言うのはおっとりタイプのYさんです。

「確かに。家電全体がデジタル化してるから、何かひとつ故障するとそこから連鎖して結局その製品自体が使えなくなる」と言ったのは私でした。

私も普段から同じようなことを思っていたのです。

折しもつい先日我が家の洗濯機の動きがおかしくなり、新しいものを買わざるを得ない状況になったばかりでした。

新しい洗濯機を買うにあたって私が出した条件は、「必要最低限の機能だけついていればOK」というもの。

ところが、実際に家電量販店で洗濯機を見てみると、私が買いたいと思っていたようなベーシックなものは想像以上に少数派でした。

これまで使ってきた洗濯機は約8年前のものです。その時点の製品でも「簡易乾燥機能」がついていましたが、殆ど使ったことがありませんでした。

ですから「しっかり洗濯物の汚れを落とし」「しっかり脱水し」てくれる洗濯機であれば、わたし的には十分だと考えていたのです。

しかし現在の主流は乾燥機と一体になったドラム型のもの。売り場のスタッフも私がこれ、と指差した製品を見て「これで良いのですか?もっとたくさん便利機能を備えたものがありますよ」と言いたげな顔をしていました。

でも世の中には実は私や私の友人達のように、ベーシックな家電を好む人たちもかなり存在しているのです。

おそらくジェネリック家電は、これから更に伸びしろのある分野になってくると私は思います。

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